気を気道に通す
気功 の訓練の手順
「気を気道に通す(気を体の中の通り道に流す)」という気功の訓練は、
伝統的には 段階的に身体感覚を作る ところから始めます。
いきなり「気を流そう」としてもほとんどの人は感じられないので、
次の順番で訓練します。
気を気道に通す気功トレーニング手順
① 身体をゆるめる(気の通路を作る)
まず体の緊張を取ります。
緊張していると気は流れません。
方法
立つ(肩幅)
軽く膝を曲げる
肩・首・腰をゆるめる
呼吸をゆっくりする
イメージ
「体がゴムのように柔らかくなる」
これを 3〜5分
② 丹田に意識を集める
気功では 下丹田(へその下5cmくらい) をエネルギーの中心にします。
やり方
手を下腹に当てる
鼻から吸う
お腹をふくらませる
吐くときお腹をへこませる
これを 100回くらい呼吸
感じること
お腹が暖かくなる
重くなる
落ち着く
③ 手で気を感じる訓練
次に「気の感覚」を作ります。
手を向かい合わせます
(ボールを持つ形)
ゆっくり近づけたり離したり
感じるもの
磁石みたいな反発
空気の圧
ピリピリ
温かさ
これが 気感
5〜10分
④ 気を腕に通す
丹田に集めた気を腕に流します。
手順
丹田に意識
吸う
吐きながら
丹田 → 肩 → 腕 → 手
イメージ
「暖かい水が流れる」
繰り返し
10分
⑤ 小周天(気道を開く)
伝統気功の重要訓練です。
体の背中と前を一周します。
ルート
丹田
↓
会陰
↓
背骨
↓
後頭部
↓
頭頂
↓
額
↓
喉
↓
胸
↓
丹田
呼吸に合わせて
光が回るイメージ
10〜20分
⑥ 気を全身に通す
慣れてきたら
丹田 → 全身
丹田
↓
背骨
↓
肩
↓
腕
↓
手
丹田
↓
腰
↓
足
↓
足裏
体が
温かくなる
軽くなる
電気のような感覚
上達すると出る感覚
多くの人が体験するもの
手が熱くなる
手が重くなる
体が揺れる
電気のような流れ
呼吸が自然に深くなる
重要なコツ
力を入れない
呼吸をゆっくり
意識を流すだけ
気功では
意念(意識)=気を動かす
と言われます。
伝統気功の完成形
最終的には
気が自動で循環する
体が自然に動く
呼吸が消えるように静かになる
状態になります。
これは
「内丹」「小周天開通」
と言われます。
