合気道は
どの骨を
どう攻めるか
を並べ立てて
合気道は「骨を折る」ことが目的ではありません
が、関節(骨と骨のつなぎ目)を制御して相手の体を崩す技術です。
つまり 骨そのものより
「関節の構造」を攻める武術です。
主なものを 骨・関節ごとに並べます。
合気道で攻める骨・関節
① 手首(橈骨・尺骨と手根骨)
技が最も多い場所。
攻め方
手首を外側にひねる
内側に巻く
手の甲側へ折る
小指側へ曲げる
代表技
一教
二教
三教
四教
小手返し
狙い
→ 前腕の橈骨と尺骨を捻り、全身のバランスを崩す
② 肘(上腕骨+橈骨+尺骨)
肘は曲がる方向がほぼ1方向しかない。
攻め方
逆方向に伸ばす
外にねじる
代表技
一教(腕を伸ばす)
入り身投げ
腕がらみ
狙い
→ 肘関節の伸展限界
③ 肩(肩甲骨+上腕骨)
人体で最も自由度が高い関節。
攻め方
腕を後ろに回す
上に持ち上げる
外に開く
代表技
四方投げ
肩固め
呼吸投げ
狙い
→ 肩の可動域限界で体幹を崩す
④ 指(指骨)
細かいが強烈。
攻め方
指を反らす
指をねじる
一本だけ固定する
代表技
指取り
小手極め
狙い
→ 神経密集+てこの原理
⑤ 首(頸椎)
危険なので稽古では強くやらない。
攻め方
顎を回す
頭を傾ける
首を押す
代表技
入り身投げ
首締め系
狙い
→ 頸椎の回転
⑥ 背骨(脊椎)
直接折るのではなく 軸を崩す。
攻め方
回転させる
前後に倒す
横に崩す
代表技
天地投げ
呼吸投げ
狙い
→ 体の中心軸
⑦ 膝(大腿骨+脛骨)
合気道ではあまり攻撃しないが崩しに使う。
攻め方
足を止める
膝を曲げさせる
狙い
→ 体重支持の破壊
合気道の骨攻略の本質
実は合気道は
骨を折る武術ではなく
「関節の弱い方向を使う武術」
人体の関節は
曲がる方向 → 強い
逆方向 → 弱い
そこを利用します。
合気道の達人の視点
達人は
「骨」よりも
3つを見ています
手首
肘
肩
この 3関節を一直線に操作します。
すると
体全体が操り人形みたいに崩れる

